早稲田実業学校では、この春休みにニュージーランド・ワンガヌイ地区にて「ワンガヌイ現地校研修」を実施しています。
週末は生徒たちは終日ホストファミリーたちと過ごします。
そんな折、引率者は地元の人達からアドバイスをもらいながら町を散策してきました。
※昨年、町を散策した様子はこちらを御覧ください。
毎週土曜日、ワンガヌイでは川沿いにファーマーズマーケット (Saturday Farmers Markets)が並びます。
ワンガヌイ地区は99%が牧場や畑や国立公園で、人間が住んでいるのはおよそ1%となっており、広大な自然の中で、ファーマーズマーケットにはさまざまな食べ物を扱う屋台やお店が立ち並びます。
特に目を引くのがワンガヌイ産のはちみつのお店です。
ニュージーランドで売られているマヌカハニーには、MGOという数値が記載されています。
MGOとはマヌカハニー1kgあたりのメチルグリオキサール含有量を数値化したもので、この数値が高いほど薬用・殺菌効果が期待できます。スーパーで見かけるものは100くらいが上限ですが、ファーマーズマーケットのこちらの商品は427と高品質であることがわかります。
※マヌカハニーにはもう1つUMF(Unique Manuka Factor)と呼ばれる数値もあり、こちらも殺菌成分を評価する数字です。10%を超えてくるとかなりの殺菌効果があるとされ、ニュージーランドでは実際の医療現場で使われることもあるそうです。
右に並ぶのはカワカワクリームと呼ばれるもので、ニュージーランドの在来植物カワカワの木から作ったクリームです。ハンドクリームとして重宝され、高い保湿効果があるそうです。
ホストファミリーと一緒に訪れる生徒達をこのファーマーズマーケットで沢山見かけました。
やはりワンガヌイを象徴する1つの文化なんですね!
週明けからまた授業が再開します。