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ESSAY & INTERVIEW

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<2人の日本人の挑戦>三笘薫と冨安健洋

投稿日 2023/9/4

Text&Photo:Kotaro Kato(5B)

ワールドカップが開催されて、サッカーに興味を持つ人が増えたと思う。こういう人たちはミーハーと呼ばれてしまう。だけど、実は自分もその一人だ。ミーハーは辛口なことを言われることが多いけど、好きなことができるのはいいこと。そうは思わないか。自分はプレミアリーグを見るようになった。イギリスの世界最高峰のリーグだ。日々の楽しみができて、前よりも楽しくなっている。

いや、申し訳ない。プレミアリーグとは何かを説明せずに本題に入ろうとしていた。自分は正直、サッカーに興味を持ってもらいたい。プレミアは本当に面白いんだ。ちょっとでも聞いたことはないかな。マンチェスターシティ、マンチェスターユナイテッド、リヴァプール。いや、聞いたことないならいいんだ。とりあえずプレミアは、こういったチームが半年くらいかけて総当たり戦をして一位を決める、というものだ。プレミアのチームはどこも強くて、サッカー界のレジェンド級の選手がゴロゴロいる。そんな選手たちが点を決めたりして躍動している所を見るのが、自分は楽しい。

さて、好きな選手が2人できた。三笘薫と冨安健洋という選手だ。イギリスだから横文字の名前かと思ったかな。違う。日本人の選手だ。この世界最高峰のリーグに、日本人がいるのだ。実は日本はサッカーがあまり強くなくてね。日本人がここにいるって本当にすごいことなんだ。ほかの日本人選手はこんなレベルの高いところにはいない。応援せずにはいられない。

実は、過去にもプレミアに挑戦した日本人はいた。彼らの最多得点記録は、6点。だけど、この間これが塗り替えられた。三笘薫が、自身7点目を決めてしまった。三笘はまだプレミアに入って1年目。なのに、先輩たちが苦戦して打ち立てた記録を塗り替えたんだ。

なんで三笘薫を好きになったかというと、彼はめちゃくちゃドリブルが上手いから。三笘薫は、その抜群なドリブル力が今評価されている。そして世界中から注目されている。これは本当に誇らしい。自分も彼のドリブルにはいつも驚かされる。この間なんてゴツい相手をなぎ倒して1人で突っ走り、神のようなパスを出して得点に繋げた。彼はシュートを外すことが多いけど、そのシュートを入れるようになったら、メッシとかネイマールとかと一緒だ。もうそんなやばいレベルまで来ちゃっている。期待しかない。彼がドリブルを始めたら、スタジアム中から大歓声が湧くんだ。こんなこと外国人選手にもないんだよ?みんな三笘が大好きなんだ。

僕は冨安も好きだ。冨安は守備専門の選手なんだけど、その守備がめちゃくちゃ上手いんだ。両足蹴れるし、1対1が強い。相手チームのエースを冨安が抑えてると、ほんとにスゲェってなる。監督とか、チームのファンとかにも好かれているらしい。冨安が好かれてると、自分のことじゃないのに嬉しくなる。ただちょっと心配なことがある。富安は怪我が多いこともあって、出場を逃している試合も多い。最近右ひざを怪我して試合に出れなくなっちゃったけど、自分はまた彼のプレイを見たいし、チームのファンも皆そう思っていると思う。

三笘薫と冨安健洋、この二人の日本人はいま世界最高峰のリーグで活躍している。これは本当にすごい。どの試合を見ても興奮する。誇らしいし、嬉しい。大谷翔平がメジャーで活躍しているのと同じようなことなんだ。

2022ワールドカップでは、日本は惜しくも念願のベスト8には届かなかったけど、次のワールドカップでは、成長したこの二人が日本にきっと新しい景色を見せてくれる。新しい景色ってのは、ニュースとかでよく使われてた言葉で、自分で考えたわけじゃないんだけどね。今後の二人の活躍にますます期待だ。