4月26日(火)から28日(木)の3日間、高等部1年のオリエンテーションが実施されました。今年度はコロナ禍のため、残念ながら宿泊なしの行事となりました。
1日目は、早実校舎にて校長先生・学習指導部主任・生徒指導部主任の講話があり、その後、国分寺散策(殿ヶ谷戸庭園および国分寺駅周辺)、3日目に関する話し合い、そして早実校内オリエンテーリングが行われました(クラスによって行事の順番は違います)。授業中には見られない(!?)生徒たちの生き生きとした表情を見ることができ、我々教員も嬉しくなりました。
2日目は、あいにくの天気でしたので、前半クラス(ABCD組)と後半クラス(EFGH組)とに分かれて、第一体育館にてミニ体育祭、各教室にてパスタタワーを行いました。ミニ体育祭では「大繩8の字跳び」と「棒とびリレー」の二種目を行いました。どのクラスも1位を目指し一致団結して、その二種目に取り組んでいました。生徒たちのやる気に満ち溢れた姿を目にすることができました。パスタタワーでは、クラス内での1位を目指して、班ごとで高さを追求していました。世界記録は99cmなのですが、班によっては65cmを超えるタワーを作っていて驚かされました。ちなみに、前日に教員でもチームを作ってやってみたのですが、2チームとも0cm(記録なし)でした。
3日目は、早稲田大学に行きました。クラスにより集合・解散時間は違いましたが、どのクラスも「図書館セルフツアー(班別学習)」と「早稲田大学班別散策」、そして「早稲田大学キャンパスツアー」を行いました。「図書館セルフツアー(班別学習)」では、図書館の使い方や図書館豆知識を学びました。高校生は大学の図書館を使用することができますので、今後の勉学に生かしてもらえればと思います。「早稲田大学班別散策」では、大隈庭園、會津八一記念博物館、スポーツミュージアム等を見学したり、早稲田の町をぶらぶら歩いたりして楽しんでいました。「もっと散策する時間が欲しかった」というような声を耳にしました。「早稲田大学キャンパスツアー」では、現役大学生のガイドさんが早稲田大学の名所(演劇博物館、国際文学館、大隈銅像、歴史館等)を案内してくれました。ガイドさんの話を真剣に聞く姿は、班別散策の時とは全くの別人で、少し頼もしくも感じられました。
予定していた行事はほぼ全て終えることができ、大変有意義なオリエンテーションとなりました。この3日間を通じて、オリエンテーションの目的のひとつである「親睦を深める」ということについては、達成できたと確信しております。この3日間で得たことを糧にして、これからの早実生活をしっかりと過ごしてもらいたいと思います。