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早実セミナー「企業会計の情報と財務分析」における特別授業の実施

投稿日 2025/9/12

  9/8(月)6限、9/10(水)4限の両日、三井住友銀行多摩法人営業部から髙山真吾様、鵜木晶子様をお迎えして、「銀行の融資業務と債務者評価の情報」と題するご講義を行っていただきました。
 内容は、間接金融を担う銀行の3大業務(預金・融資・為替)の中でも、特に融資を実施するにあたり、どのような観点で債務者評価(企業実態把握)を行っているかに焦点をあてていただきました。大切な預金を融資するからには、確実に返済をしてもらい、銀行自体の利益も獲得しなければなりません。そのために、銀行は債務者の適格性を判断(評価)することが必須になります。評価をするうえで、様々な手段を用いて債務者の情報を収集しますが、「ヒト」、「モノ」、「カネ」の3要素を柱に、債務者(企業)の現状を把握し、将来像までも見据えていく事例は大変興味深く伺うことができました。
 後半は、通常の早実セミナーで触れている内容に即して、銀行で行っている財務分析の方法に触れていただきました。主に、安全性を検証する指標として「現預金月商比」、「有利子負債月商比」、「自己資本比率」を、収益性を検証する指標として「売上総利益率」を、成長性を検証する指標として「売上高伸び率」の5つを取り上げ、実際の有価証券報告書を用いて数値計算も行いました。
 髙山様、鵜木様は、日頃から多くの企業に接して対応されているだけに、ご経験に裏打ちされた実際的なお話は真に迫ったものであり、銀行が担っている確固たる責任や使命といった感覚が生徒らに伝わってまいりました。50分の授業時間はあっという間でしたが、終盤は多くの質問が上がり、懇切丁寧にご回答をいただいた次第です。
 最後になりましたが、髙山様、鵜木様にはお忙しい中、2日間にわたって本校にご足労のうえ、貴重なご講義を賜りましたことに深く感謝申し上げます。また、SMBCグループ金融経済教育として、三井住友銀行多摩法人営業部ご関係の皆様に多大なるご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。  文責 楢原 毅(早実セミナー担当者)