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早実セミナー「難民支援」 国連UNHCR協会の出張授業をお願いしました

投稿日 2025/6/13

今年度も、難民支援ゼミでは年間を通じて特定非営利活動法人国連UNHCR協会に協力をお願いしています。
6月11日(水)13:30~15:30に、本校においてワークショップと出張授業を行っていただきました。ゼミの生徒18名のほか、他学年からもたくさんの参加がありました。開始前にゼミの卒業生である高3生から、一年間お世話になったことに対してお礼を申し上げました。
ワークショップでは、学生団体SOARから大学3年の有田さんが「いのちの持ち物けんさ」を行ってくださいました。SOARとは、国連UNHCR協会のインターンシップを経験した学生を中心に設立された学生団体です。
そのあとの出張授業では、国連UNHCR協会の天沼耕平さんが「UNHCRの難民支援と私たちにできること」というテーマで、最新のデータを用いて多岐にわたるお話をいただきました。
来月には、南青山の国連UNHCR協会へ学習訪問を行います。

生徒感想
・ワークショップを通じてその重みを一層強く感じました。これからのセミナーでの取り組む姿勢を改めたいと思った。今後、文化祭に向けて準備を進めるが、もっと知識をつけ、理解を深めた上で取り掛かっていきたい。
・意外と考えてみると難しくて、赤い箱のところは特に自分は何が一番大切なんだろうとすごく考えさせられた。また、それがなくなったらと考えたときに、赤い箱に書いたものがなくなったらという状況はそもそもあまりイメージできないだろうけど、孤独感とか取り残されたという感覚が強く残るのではないかと感じた。
・今回UNCHRの仕事内容をはっきり知ることができた。実は名前だけ知っているだけであまり仕事内容とかは知らなかった。さらに、今回ユースなんみんプラットホームなど初めて知ることができた。そして、説明をききとても興味がわいた。自分は難民のことを広めたり、募金活動をしたりというものは中学の時から好きだったが、今回このような組織を知って、自分たち学生にもこんな支援ができるんだと感動した。少し、勇気のあることかもしれないがやってみたいものである。
・リアルに様々な国を訪れ、経験してきたからこそわかることをたくさん伝えていただくことができてとても嬉しかった。様々な国の事例に触れて詳しく話してくださったので、「難民」というくくりの中にも、いろいろなシチュエーションがあることが分かった。
・特に最後の「私達にできること」が心に響いた。知る・広める・参加するは大切だと感じていたが、〝寄り添う〟というワードは私にとって新鮮だった。私たち早実セミナーでは「知って、広める」という事を目標にして文化祭などの企画を行ってきたが、これからは寄り添うという視点も入れていきたいなと思う。