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早実セミナー「早稲田実業キャリアデザインゼミ」

投稿日 2024/11/20

高2理系キャリアデザインゼミ、後期第9回目が実施されました。
今回は株式会社Sportip代表取締役CEOの高久侑也さんにお越しいただきました。
Sportipは、ヒトの“全て”の運動指導をAIにより代替する筑波大学発ベンチャー企業で、事業内容としてはアプリケーション開発、AIによる動作解析システムの開発を行なっているそうです。
会社のミッションは「全ての人へ可能性を最大化する指導を届ける」ことで、AIでヘルスケアの未来を変えることに本気で取り組んでいるとのこと。根性、気合いだけのスポーツ指導ではなく、動作解析の新たな転換点を創ることを目指している先鋭的で素晴らしい会社でした。23歳で起業し7年、経営してきたそうです。様々な動作解析の説明をしていただき、非常に興味深かったです。

高校生に伝えたいこととして、「ミッションの見つけ方」を紹介してくれました。
感情に従って野球を一生懸命やってきて、チームから必要とされ、責任と実力以上の期待を寄せられるようになった。自身の経験から、一生懸命頑張ったご褒美として目標が見えてくると考えるようになった。
生まれた瞬間から目標や夢は生まれない。今、目の前にあることに全力で取り組むと、自分の人生のミッションが見つかるはず。その瞬間、瞬間でやれることをやろう。
情熱を持ち続けるために、「良いことも悪いことも一生続かない」と思うこと。大きな夢や高い目標と、大きな不安と数多くの挫折はセットだと考えている。失ったものより、得たものに目を向ける。何を得ることができたのかを考えよう。
「実力1%、運と仲間の力99%」ゴール・ミッションへ向かってエネルギーを使おう。
アラン・ケイの 「The best way to predict the future is to invent it.」(未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ)という、高久さんが好きな上記の言葉をゼミ生に送ってくださりました。

高久侑也さん、素敵な授業、メッセージを本当にありがとうございました。