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10月18日(金)15:45から、本校PC教室1にて、東京都高等学校情報教育研究会「第4回授業公開・研究協議会」が開催されました。
今回は、本校高等部3年文系クラスで履修している必修科目「情報Ⅱ」の現状について、提案者(情報科 楢原毅)から報告をさせていただきました。
現在、「情報Ⅱ」はデータサイエンスの単元を扱っており、本時の主題は、機械学習における「重回帰分析」です。内容は、与えられた訓練データをPythonとExcelを用いて、収集→加工→分析をして、予測値を算出するというものです。授業では、生徒自らデータを扱い入力作業を行い、取り組んだ結果を視覚化していきます(後日、授業者はこれらの成果物に評価点を与えています)。
研究会では、この授業の様子を事前に収録して、20分ほどにまとめた映像を先生方にご覧いただきました。併せて、生徒に配信しているレジュメや、授業で活用したデータファイルもお渡しして、授業の実態を捉えていただきました。
参加者の先生方からは、授業の内容や進捗度、レベル等について数多くのご質問やご意見が寄せられ、活発な質疑応答を交えることができました。他校の多くは、来年度以降に「情報Ⅱ」を履修する予定でしたが、先生方から専門的な視点で貴重なアドバイスを賜ることができ、より一層、授業構築の改善に活かせることばかりでした。
研究会の最後は、先生方に校内の各施設を見学していただき、生徒たちのクラブ活動の雰囲気や、施設の様子を味わっていただきました。
今後も本校情報科は充実した授業実践が進展するよう、担当者一同、研鑽を積み、邁進してまいる所存です。
〔早実情報科教諭:楢原 毅・沢田 和哉〕