新着情報
早稲田実業学校ではこの春休みにシンガポールとマレーシアを拠点に「シンガポール&マレーシア キャリア探究研修」を実施しています。
昨晩はしっかり睡眠が取れたようで、元気いっぱいで2日目の研修を迎えました。
本日はリーダーシップの続きとして、Shipwreck Activityからスタート。
座礁した船員たちが、手元にあるいくつかの道具を使ってどうやって危機を切り抜けるかを考えました。
道具の優先順位をつけるうえでのコンセンサスの取り方や、チーム内のコミュニケーションを取りまとめることが目的です。
午後には、今や日本ではすっかり定着したSDGsに関する様々なワークショップを通して、生徒たちが今の暮らしの基準を変えないままでいると地球がどのようになってしまうか、色んなケーススタディをもとに意見交換をおこないました。
子どもたちのSDGsに対する意識は高く、むしろ講師たちよりもケーススタディをもっていたのではないかと思うほど多くの意見が飛び交っていました。
そして、夕方には海外で活躍する日本人による講演として、マイクロソフト・シンガポールより岡田兵吾様、昨年ミネルバ大学を卒業した梅澤凌我様を迎えて、海外で学ぶ・働くこと、自分自身の人生の在り方について熱くお話をいただきました。
日本人がマイノリティという海外の環境の中で、「自分らしさを持つこと」がいかに大切かというリアルな体験談は生徒の心に強く響いたと思います。
そして、自分の人生は自分のためにあり、自分で勝ち取って欲しいというメッセージは、将来に対する漠然とした不安や悩みを抱える生徒たちにとって大きな励みになったようでした。