企業無くして経済活動は成り立ちませんが、企業活動や資金調達は国際的に行われているのが現実です。会計制度の在り方やコーポレートガバナンス(企業統治)などについても、国際的に様々な法規制や規律が関わっています。持続可能な開発目標(SDGs)に向けても企業の役割は重視されて、サステナビリティ情報の開示の重要性も高まっています。新規市場開拓や事業機会を創出するなど、新たな方向性を模索し進展する企業は少なくありません。 このプロジェクトは、開示されている多岐にわたる企業情報を多角的な視点で捉え、グループや個人で企業の実態を比較、分析、検討し、その結果を共有する探究活動を目的にしています。 最初は会計的な知識が乏しくても構いません。事例を踏まえながら、徐々に企業会計や財務分析に関する基本的な知識を獲得していきます。探究活動を進めていくことで議論の技法や分析の仕方、発信の方法が身に付けられるように目指していきます。
興味や関心のある国内外の企業を二社取り上げて、開示されている有価証券報告書から企業情報を比較して、個人やグループで企業の経営戦略を探ったり財務分析を行ったりして、その結果を発表する探究活動を行っています。