本校と10年近く交流を続けているドイツのGymnasium in den Filder Benden(フィルダーベンデン校)の高校生12名が、本日引率の先生と一緒に来校し、1日本校生徒と交流をしました。
2時限目は中1の国語ⅠAの授業にドイツ人高校生が参加し、早実生のアドバイスにしたがって自分の名前を漢字で書くという活動を行いました。
中1の生徒たちも英語と身振り手振りを使いながら、ドイツ人高校生と楽しそうにコミュニケーションをとっている様子が印象的でした。
続く3,4時限目は高3選択パブリックスピーキングの授業に参加し、早実生13名と合わせて5名ずつ5つのグループに分かれ、両国の良い点・悪い点、文化の違い、流行、飲酒・運転・投票年齢、そして将来より良い世界を築くためにティーンエージャーがすべきこと等について、英語・ドイツ語・日本語を交えながらディスカッションしました。ディスカッション後は話し合った内容をグループごとにプレゼンしましたが、それによって両国の共通点と相違点に対する理解が深まったようです。
午後はテニスや柔道の授業を見学する機会がありました。ドイツの学校とはまた違った形で進められる体育実技の授業はドイツ人高校生にとって大変興味深かったようです。
放課後は書道部の練習に参加させていただき、書道部員やボランティアの生徒の説明を聞きながら、習字にチャレンジしました。生まれて初めて墨と筆を体験した生徒も多く、異文化体験を心から楽しんでいる様子でした。
ドイツ人高校生たちは来週月曜日まで東京に滞在し、明日以降は都内観光を楽しむ予定のようですが、本校に来るのは本日だけとなります。
フィルダーベンデンの生徒さんたちにとっても、本校の生徒たちにとっても、大変有意義な交流行事が実施できました。
ドイツ人高校生を引率してくださったザビーネ先生、受け入れの準備をご担当くださった教職員の皆様、そして大切な授業を今回の交流行事のためにご提供くださった先生方、大変ありがとうございました。
近い将来、今度は早実からフィルダーベンデン校を訪問するプログラムが実現することを期待しています。