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高等部2年生向けの探究的学習プログラム「早実セミナー」の1つ「映画クラブ」にて、東映東京撮影所にお邪魔して、6月21日から全国で公開される『九十歳。何がめでたい』の監督をされている前田哲監督に「演技とは何か」というタイトルで授業をしていただきました。
受講前は漠然と「演技とは他者になりきること」というイメージを持っていた生徒ですが、話を聞く中で実は演技には、説明では語れないものがあるということに気づきはじめていきました。
その後、前田監督の作品の一つである『ブタがいた教室』(2008年)の台本を使い、みんなで演技してみる活動に挑戦してみました。
ほとんどの生徒が人前で演技を披露することなど初めてのことで、最初は緊張や恥ずかしさが前面に出ていましたが、回数を重ねるごとに自分の役のキャラクターを形成し、熱のこもった演技ができるようになりました。
ぜひ生徒たち自身の作品制作にも生かしてほしいと願っています。