冬休み中、希望者6名が参加し、普段の授業と少し違う、パズルを解く形式の講座を行いました。
とある書籍を題材に、パズルを解きながら、現代物理学の考え方を少しだけ学ぶ、という内容です。
具体的には、「エネルギー保存則」や「角運動量保存則」など何かの量が常に一定になっているということを表す「保存則」と、「物質にはそもそもなぜ質量が存在するのか?」といった根本的な謎の解明につながる「対称性の破れ」に関連したパズルに取り組んでもらいました。
写真は、3本の割りばしをうまく使って、紙コップを上に載せるにはどうするか?というパズルで、「対称性の破れ」がヒントになっています。
1時間しかない講座なので、物理学の深い理解に結び付くような内容まではいっていませんが、
パズルを解く楽しさを少しでも感じてもらえたのであればうれしいです。