キービジュアル
教科・授業

中等部教科

国語

 あらゆる場面における学習・生活の基礎となる力と位置づけ、高等部、大学、社会へと通じる基礎力の育成を目的としています。早いうちから専門性を習得するために、現代文分野(文学的文章・説明的文章)、古典分野と分けています。多感で吸収力の強いこの時期に自然と多くの作品に触れ、未来に通じる感性の涵養に努めています。
 1年次には、国語の基礎的知識と基礎的学習習慣の獲得、また様々な活動を通じて言語活動の多様な側面を学び、3年間の根幹を養います。
 2年次には、百人一首の競技会、多くの古典作品などを通じて、1年次に学んだ基礎的知識を自分の生活に身近なものとして定着させていきます。
 3年次には、古典文法を学び、発表や読書会など相互評価する活動等を通じて、問題意識を喚起し、言語生活における豊かさを醸成していきます。
 いずれの年も、教科書以外の副教材を多用し幅広く学習を進めていきます。また、卒業時までに漢字検定2級程度の実力を身に付けます。


社会

 歴史分野(1・2年 計4時間)では、日本史を中心に学び、学びの基本となる歴史的知識の習得を柱に据えながらも、より専門性の高い内容も取り扱います。また、単に用語や年号を覚えるだけの歴史学習に陥らないようにするために、多くの史料を用いて歴史を読み解き、先人の歩みを追体験するような、主体的な学びを心がけています。
 地理分野(1・2年 計4時間)では、1年次に世界の大観のあと、世界各州についてテーマを決めて探求します。図表や主題図の読図・作成を通して理解を深め、テーマに対して考察をしていきます。考察の表現方法は、デスカッションやポスター作成など多岐に及びます。2年次は、駒ヶ根教室の事前学習を授業に組み込みながら、同様に日本の各地域を探求します。それらを通じて地理の基礎学力をつけていきます。
 また、地理・歴史分野では、学校周辺の地理・歴史を授業に組み込みながら、1年次にフィールドワーク(国分寺巡検)を行っています。
 公民分野(3年 計4時間)では、政治的分野2時間と経済的分野2時間に分けて、1年間同時進行で社会の仕組みやその成り立ちを丁寧に学んでいきます。また社会の動きに敏感でいられるように、ニュースや新聞記事などで取り上げられる日常の出来事の解説も心掛けています。


数学

 中等部では代数分野と幾何分野に分けて授業を実施しています。
 問題集を使用し、数学の概念や法則を理解するのはもちろんのこと、計算力と論理的思考力の向上も主眼において授業を行っています。補習や追試を実施し、基礎力の定着を図っています。また、発展的な問題を扱ったり、興味深い数学の話題について触れたりして生徒が数学に興味を持つような指導もしています。3年次の後半には高等部で学習する内容の先取り学習をしています。


理科

 新しい知識や情報、技術がますます発達していく現在ではありますが、それらは先人達が明らかにしてきた基本的知識の積み重ねの上に成り立っています。そのため中等部の理科では、まず第1にこの基本的知識の理解を徹底して行います。また可能な限り実験を行い、そこで得られた実験結果を分析・検証していくことで科学的思考力の育成と基本的知識の定着を図ります。その上で中学から高校への接続を意識したより発展的な内容も扱い、高校進学後の学習が円滑に行えるように授業を展開します。


音楽


 

 音楽では、「表現」と「鑑賞」の2つを大きな柱とし、「表現」では歌唱・器楽・創作活動を通して自己の意思や想いを音によって他者へと伝える技術を習得すること、「鑑賞」では教材を学習することにより鑑賞活動への興味・関心を高め、音楽を聴く力をつけることに留まらず、学んだことを表現活動へと発展させること、多教科における学習と関連付けて考える力を培うことを目的・目標としています。
 中学の3年間は、体も心も著しく成長します。子ども達の発達段階を考え、「音楽の楽しさ」が、娯楽的要素の強い楽しさから、努力を重ねることにより得られる充実感や達成感、そこから味わうことのできる楽しさへと広がるよう留意して活動を行っていきます。

第50回音楽鑑賞教育振興 作文コンクール(中学生の部) 入選受賞のお知らせ
 本校では毎年、『聴いてみつけた音楽の楽しみ』についての作文を生徒から募っております。全国の中学生から4095点の応募があり、厳正なる審査の結果、最優秀賞1名・優秀賞3名に続く20名の「入選」に、本校の中学1年 藤野克彬 君の作文が選ばれ、2月4日(日)武蔵野音楽大学ブラームスホールにて表彰されました。この入賞により、早稲田実業学校中等部に対し「学校賞」もいただき、賞状と副賞が授与されております。中等部は9年連続の「学校賞」受賞となります。今年度は「高校生の部」にて高等部からも1名優秀賞を受賞しており、6年連続のダブル受賞となっております。


美術

 美術では、一人一人が自分と向き合いながら、各課題にじっくりと取り組めるように工夫しています。
 1年次には、主に身近なものを題材にして、その特徴や印象を大切にしながら見たり感じたことを美的な表現活動につなげていきます。また、形や色彩、モダンテクニック、材料や用具の特性、鑑賞などを実技と関連を持たせて実践的に学びます。
 2・3年次には1年次の基礎を踏まえ、自分の表現方法を深めていきます。自己や自然の造形、生活や社会とのかかわりを題材に各自の想像を膨らませ、表現方法を探りながらじっくりとイメージを形にしていくことで、創造的に表現する力を伸ばします。
 3年間の諸活動を通じて、豊かな感性や創造性を育むことが目標です。


保健体育

 日頃の学習活動を通して、生涯にわたって運動に親しみ、健康の保持増進のための実践力を養うことを目標にしています。体育分野においては、人工芝のグラウンドや多目的コート、第1・2体育館といった充実した体育施設を活用して様々な活動を行います。1年次では、陸上競技、体操、マット運動といった個人種目を行い、個人の体力向上に努めます。2・3年次においては武道、ダンス及び各種団体球技を段階的に取り組みます。武道においては個人の体力の向上とともに礼法を身につけ、ダンスの授業を通して身体活動を用いて様々なことを表現することを学びます。そして、各種団体球技を取り入れることにより、運動技能の向上を図り、自らが運動する意欲を養うとともに、集団の中で協力して物事に取り組む能力と態度を育てます。保健分野においては、3年間を通して展開されている授業の中で、健康的に生活を送ることができる資質と能力を育てます。また、1.2年次の7月には水泳の集中授業を行い、水に慣れ親しむとともに、水泳の事故防止に関する知識を習得します。そして9月下旬に行われる体育祭では、生徒の体育祭実行委員が中心となって学年ごとに予行演習を行い、生徒が自主性を持って行事に参加しています。さらに、全学年12月には完走大会(男子8km走、女子6km走)を開催し、心身の鍛錬に努めます。


技術・家庭

 技術・家庭(技術分野)の授業は、生産労働の世界、とりわけ工業と農業の基礎について学ぶ教科です。学習内容は、「生産と製図:生産労働の世界における共通言語を学ぶ」「金属加工:ナイフ製作および鋳造キーホルダー製作で材料加工の基礎を学ぶ」「ものづくりと環境:製鉄から自然環境と人間との関係を学ぶ」「電気:電気エネルギーの計測および電気製品の製作について学ぶ」「情報:プログラミングの基礎を学ぶ」「食糧生産:ダイコンの育成で農業の基礎を学ぶ」等を複合的、縦断的に学びます。
 技術科は、「技術とはなにか」「労働とはなにか」「価値とはなにか」について学びを深める教科です。それは、自らの将来、社会に出て何を成すべきかについて考えることにもつながります。確かな知識と技能を獲得する「ものづくり」を通じて、「はたらく」世界を少しでも身近に感じてもらえれば嬉しいです。
 技術・家庭(家庭分野)では、一人の自立した人間として、豊かな人生を歩むための基礎知識やものの考え方を学びます。「住居分野」では平面記号の読み方や将来一人暮らしをすることを想定し、物件選びのポイントなどを学びます。食分野では、現在の自分の食生活を見直し、問題点を見つけ改善する力をつけることを目指します。「保育分野」では幼児のための絵本作りに重点を置き、優秀作品は文化祭で展示発表をしています。「被服分野」では自分でボタン付けやほつれが直せるよう基礎縫いの練習を取り入れ、自立するための基礎的な力をつけることを目指しています。


英語

 1年生では、特に、音声・伝達重視の言語活動を多く取り入れます。また、英語基礎学力定着の徹底を図るため「繰り返し」を大切にし、学習の習慣化を身に付けさせ、自律的(自己で問題解決が出来る)学習者の養成に全力を挙げます。そのために、継続的な辞書指導、教科書以外の読み物を使っての多読指導を実施します。2年生以降は、外国人講師との協同授業及び暗唱大会、スキット・コンテスト、スピーチ・コンテストなどの活動を定期的に取り入れ、英語を実際に使用する機会を増やします。更に、3年生以降は、「聞く、読む、話す、書く」の4技能のバランスの取れた習得を目指すと共に、言語や異文化についての関心や理解を深め、英語を使って積極的にコミュニケーションを取る姿勢を養います。
 他に、外部英語試験(英検<中1(終了時まで)で4級、中2で3級、中3で準2級取得を目標に>、TOEIC-Bridge、GTECなど)を定期的に受験させ、一人一人が客観的に自分の英語力を分析・確認し、効果的な学習方法を見つける機会も提供します。